嘘情報

F-16との模擬戦はドッグファイトではない<F-35側は攻撃不可>

米空軍Raj Chari中佐「F-16との模擬戦はドッグファイトではない」

エドワーズ空軍基地に滞在中、我々は、Raj Chari中佐とF-35を使ったF-35の仕事について議論した。
質問:以前同僚が行ったいわゆるF-16とF-35のドッグファイトについて、我々は議論した。
  このビックリする騒動の状況の物語に対するあなたの意見は?
回答:ここで(基地)、私が来た最初の週にその話が出てきた。
  模擬戦闘の出撃には関与しなかったが、私は全体のことで驚くべき発見をした。我々はいくつかの特定のテストポイントを追いかけた。
そのF-16が行ったのは、F-35とのドッグファイトではなく、ただのテスト支援だった。
その物語は、単なる捏造であり、ストーリーを捻じ曲げたい者たちが利用したものだった。
During our visit to Edwards AFB, we discussed the F-35 working with the F-35 with Lt. Col. Raj Chari:
Question: We discussed the so-called F-16 and F-35 dogfight with colleagues earlier today, what is your take on this amazingly blown out of context story?
Answer: My first week here that story came out. I found the whole thing amazing because it did not even involve a simulated combat sortie. We were going after some particular test points.
The F-16 was simply a test aid, not in a dogfight with the F-35.
The story was simply spun and used by those who like to spin stories.
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F-16との模擬戦形式のテストに使用されたF-35は「デモンストレーター機」。

F-35には、SDD機とLRIP機(初期量産型)という枠組みがある。
SDD機、System Development and Demonstration (SDD) システム・デベロップメント・アンド・デモンストレーション
「SDD」と呼ばれる種類の、最初期に作られたシステム開発実証機型のF-35が存在する。
ここで登場するのは、そのSDD機A型の2番目の機体で、その名も「AF-02」と呼ばれる開発デモンストレーター機である。
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このF-35は照準ロックオン不可

このAF-02には、ミッションソフトという、目標を照準する機器とソフトウェアが搭載されていない。
つまりAF-02には、照準・ロックオン機能が無い。からして攻撃する能力はもちろんない。逃げ回ることしかできない機体である。

機体AF-2は、F-35がそのエリア内に敵がいることを知る前に、遠くから見つけることが出来るようにするセンサーを使用するためのミッション・システム・ソフトウェアを持っていなかった。
それは、F-35パイロットのための、ヘルメットで武器を照準する機能と、機体をそのターゲットに向ける必要なく敵に発射出来るようにする武器やソフトウェアが搭載されていない。
Aircraft AF-2 did not have the mission systems software to use the sensors that allow the F-35 to see its enemy long before it knows the F-35 is in the area.
it is not equipped with the weapons or software that allow the F-35 pilot to turn, aim a weapon with the helmet, and fire at an enemy without having to point the airplane at its target.
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メーカーのロッキード・マーティンも「AF-02」が目標を照準する機器もソフトウェアも装備していないと明らかにしています。
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そして、SDD機には「ブロック0」という個体が存在する。
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SDDマスタースケジュール
SDD MASTER SCHEDULE
Block0 0A 0B 0C
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Block 0.1 初飛行およびエンベロープ拡張。航空機を飛行させるための基本的な機能
Block 0.5 初期MSアーキテクチャ&センサー基盤。ミッションシステム基盤構築サポートセンサーとアーキテクチャの開発
Block 0.1 – First Flight and Envelope Expansion . Basic functions to get the Aircraft Flying
Block 0.5 – Initial MS Architecture & Sensor Infrastructure . Mission systems infrastructure Build supporting sensor and architecture development
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AF-02にはミッションシステムが搭載されていない、つまり、AF-02はブロック0.1該当の機体ということになる。


照準システムも無く、F-35のコクピットには戦闘機の一般的な照準器であるHUD(ヘッドアップディスプレイ)に相当する機器も搭載されていない。
そのため、肉眼で狙いを正確に定めることは不可能である。AF-02は逃げ回る行動しか取れないということになる。


では、何を行ったのか?

元米空軍マック上級曹長 SMSgt Mac
高迎え角をテストするためのテスト目的は次の通りである:
1)機動の操作は制御限界のAOA20°で行い、[攻撃]から逃避(flyqualities=Flight-to-qualityの略語)することで特性を示す。
2)飛行を制御しきれないほどのストールから回復する反応を評価するため航空機の能力を実証する。
3)オートマティックピッチロッカー (APR=自動で上下に揺らす) の有効性と有用性を評価する。
4)正と負のAoAで後方左右の重心位置の限界耐性を評価する。
5)高AOA飛行中の航空機の操縦性を評価する。
The test objectives for high angle-of-attack testing are as follows:
1) Characterize the flyqualities [sic] at AoAs from 20° to the control law limit regime with operationally representative maneuvers.
2) Demonstrate the aircraft’s ability to recover from out of control flight and assess deep stall susceptibility
3) Evaluate the effectiveness and usefulness of the automatic pitch rocker (APR)
4) Evaluate departure resistance at both positive and negative AoA with center of gravity (CG) positions up to the aft limit and with maximum lateral asymmetry.
5) Assess the handling qualities of the aircraft in the High AoA flight
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「ドッグファイト」とは何の関係もない、AOA20°制限(これを超えると失速する)攻撃不可の制限下状況を想定した、ただの飛行テストだったのだが、軍事に疎い記者たちが嘘を広めてしまった、というのが事の真相である。





F-35Bにソ連Yak-141の技術は使われていない

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3BSDN (three-bearing swivel duct nozzle) を搭載するコンベアモデル200の図

コンベアモデル200は、海軍艦載戦闘機/攻撃機のためにデザインされ、米海軍の要求に答えるため1972年6月に提案された。
その垂直離着陸機は、アフターバーナー付き3BSD(3軸回転ダクト)を備えたPW401エンジンに加え、後部のノズル推進力のバランスを保つため、追加で重心前方のコクピット後方位置に、垂直リフト用のための、一対のアリソンXJ99リフトエンジンを使用していただろう。
このコンセプトには、プラット&ホイットニーエンジンの3ベアリング回転ノズル(three-bearing swivel nozzle)が含まれている。
The Convair Model 200 was proposed in June 1972 to respond to the US Navy request for designs for a fighter/attack aircraft for the sea control ships.
The VTOL aircraft would have used a PW401 engine with an afterburning 3BSD plus twin Allison XJ99 lift engines located behind the cockpit for added vertical lift forward of the center of gravity to balance the aft nozzle thrust.
This concept included a three-bearing swivel nozzle on the Pratt & Whitney Engine.

JSF計画X-35の一部と、ソ連Yak-141の関係について、大きな誤報がインターネット上に現れた。
プラット&ホイットニー3BSDノズルの設計は、ロシアの研究よりも前に行われている。
実は、その3BSDは、Yak初飛行の約20年前に、実在のエンジンがすでにテストをしていた。
A great deal of misinformation has appeared on the Internet regarding the relationship of the Soviet Yak-41 (later Yak-141), NATO reporting name Freestyle, to the X-35 and the rest of the JSF program.
The Pratt & Whitney 3BSD nozzle design predates the Russian work.
In fact the 3BSD was tested with a real engine almost twenty years before the first flight of the Yak.

3BSDは、1960年代アメリカによって発明され、1970年代に米海軍へコンベアを提案し、1980年代の終わりにロシア人によって飛ばされ、1960年のプラット&ホイットニーデザインを再設計したものが1990年代のX-35に、そして、2000年代のF-35生産のために投入された。
The 3BSD was invented in America in the 1960s, proposed by Convair to the US Navy in the 1970s, first flown by the Russians in the late 1980s, re-engineered from the 1960 Pratt & Whitney design for the X-35 in the 1990s, and put into production for the F-35 in the 2000s.
引用URL





ネットで見かける嘘のF-35のグラフ

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Est = estimated 「 推測の、見積もりの、大体の、推定の
どこの誰が作ったのか不明。

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どこの誰が作ったのか不明。

  • 最終更新:2016-07-05 19:52:19

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